「未経験者だけど、これからゲームプログラマーに転職したい!」という方に向けたゲームプログラマーの基本情報をご紹介していきます。そもそもどんな仕事内容なのか?ということから、転職に必要なスキル・年齢まで幅広く書いていますので、転職活動の際に参考にしてみてください。

そもそもゲームプログラマーってどんな仕事内容なの?

ゲームプログラマーの仕事は仕様書にそったプログラムを組むことです。細かく見ると「システム設計」「ゲーム設計」「コーディング設計」などに分かれるのですが、基本的には『別のクリエイターが作ったキャラクターや画像、音楽などをゲームの中で動くようにするプログラミングをする』というイメージでOKです。

大規模なゲームになってくるとチーム内に複数のプログラマーが所属し、担当を分けて作業していきます。歴の浅い人は簡単なプログラムやそれほど重要ではないプログラムを任され、それなりにキャリアが付いてくると複雑なプログラムや重要なプログラムを任されるようになります。

デバックはデバッカーがやってくれますが、もしバグが発見された場合はデバッカーの報告書をもとにゲームプログラマーが修正をしていきます。

また、プログラミング以外にも企画書にダメ出しをすることもあります。ゲームプログラマーが一番やれること・やれないことを認識していますし、仕様書のゲームを作るのにどれぐらい時間がかかるのか(納期に間に合うのか)を理解していますからね。

ゲームプログラマーの年収は?

年齢 年収 世代の平均年収(※)
20代 300万円~350万円 354万円
30代 300万円~400万円 467万円
40代 350万円~500万円 564万円
50代 450万円~550万円 701万円

ゲームプログラマーの年収は上記のとおり。ゲーム業界はまだまだ新しい業界であり、60代以上の人材がほとんどいないため、50代までの年収を算出しています。

世代の平均年収と比べてみるとゲームプログラマーの年収は少ないですが、ゲームプログラマーとして働いている人を見てみると結婚している人や子供がいる人は普通にいますので、生活が難しい仕事というわけではありません

「お金持ちになって裕福な暮らしをしたい…!」というのであればおすすめできませんが、「人並みの生活ができればいい。ゲームを本気で作りたい!」というであれば挑戦してみる価値は十分にあります。

また、当然ですが大手ゲーム会社ほど年収は高くなります。コンシューマーなら任天堂の平均年収は上記の年収+300万円ぐらいですし、コーエーは福利厚生がかなり手厚くなっています。ソーシャル系ならGREEやcygamesが任天堂と同じく上記の年収+300万円ぐらい貰うことができます。

大手は有名大学卒や大学院卒しか採用しないため「狭き門」でもありますが、中途採用であれば一度中小のゲーム会社に入って実績を積み、その後大手に転職するこは可能ですので、10年・20年かけてチャレンジしてみるのも面白いかもしれませんね。

ゲームプログラマーの一生はどんな感じ?キャリアアップの流れを解説

「ゲームプログラマーって定年までプログラミングを続けるの?」「30代でプログラマーは限界が来て引退しないといけないって聞いたんだすけど…」と不安に思っている方も多いですが、ゲームプログラマーも他の職業と同じように定年までしっかりと働くことができます

ゲームプログラマーはキャリアを積んでいくと「プロジェクトのリードプログラマー」「ディレクター/プロデューサー」にステップアップしていきます。

プロジェクトのリードプログラマーはその名の通り、開発プロジェクトのプログラマー内のリーダーとなる存在。幅広いプログラミング言語への理解を元に最適な提案を行うことを求められます。「プログラマー」と聞くと一つの分野を極める職人的なイメージがあるかもしれませんが、実際の開発現場では3Dキャラクターの描画やアニメーションコントロール、UIなどの2D描画、敵をコントロールするAI、サウンド制御、サーバー側のセッション管理、データベースアクセスなど数えきれないほどの分野に分かれるため、いろいろな分野の知識を持ったプログラマーが求められ、リードプログラマーとしてキャリアアップしていくことができます。

さらにキャリアアップしていくと、ディレクターやプロデューサーなどゲーム全体の指揮を執ることもできます。こちらはプログラミング以外のこと(ゲームの面白さや売れるゲームについて)もスキルとして持っている必要があります。このあたりは働いていく中で能力を培っていき、時には「運」も味方につけて、そのポジションに抜擢される必要があります。

もちろん、このような目立つポジションではなくても、一人のゲームプログラマーとして働くことも十分可能ですし、一般的な社会人のように結婚したり子供を育てていくようなことは十分可能ですので、将来に不安を持って諦める必要はありませんよ。

ゲームプログラマーは未経験者でも転職できるの?

ゲームプログラマーになるまでの流れ
結論から言えば未経験者からもゲームプログラマーに転職をすることは可能です。良くも悪くも実力の世界ですから、年齢も性別も関係なくフラットに見てもらえるのがこの業界のいいところでもあります。

必要なスキルと学歴

では、現実的に何が必要なのか?確認していきましょう。

まず、求人へ応募する時に必要な能力は『ゲームを自作できるプログラミング能力』です。これが最低条件であり、「一度もゲームを作ったことがない」「プログラミングは最近勉強し始めた」という人は書類選考の時点で落とされてしまうので注意しておきましょう。

「ゲームの自作」と考えると少しハードルが高く感じますが、意外と簡単に作れますし、わざわざ専門学校や大学へ入る必要もありません。むしろゲーム業界で働くためには常に学ぶ姿勢が大切になりますので、独学でどれぐらい力を付けられるかが重要になってきます。

最終学歴を気にするのは大手だけであり、ゲームプログラマーとして働くだけなら学歴は全く関係ありません。それに、この業界は小さなゲーム会社から上の会社にステップアップしていく人ばかりですからね。大手も転職組ばかりですよ。

覚えるプログラミング言語はC++またはC#

現在の開発環境を見ると、コンシューマーはC++、ソーシャル系(アプリゲームなど)はC#がほとんどです。どちらも独学で学ぶことができ、最近ではCodeCampのようなプロによるオンラインレッスンもありますので、働きながらでもプログラミング言語を取得することができます。

今からゲームプログラマーを目指すのであればc#がおすすめ。今はコンシューマーよりもソーシャル系のゲーム会社の方が伸びており、人材の採用にも積極的です。それにc#の方が自作ゲームの完成が簡単ですので、より短期間でゲームプログラマーになることができます

たとえソーシャル系のゲーム会社であっても実績を積めばコンシューマーのゲーム会社へ転職することは可能ですので、まずはソーシャル系の制作から始めることをおすすめします。

未経験が転職できる年齢は20代まで

未経験でゲーム業界へ転職できるのは20代までです。30歳がデッドライン。30歳を超えた人材にはマネジメント的分野を期待したり、即戦力を求める企業が多くなるため、未経験となるとハードルは高くなります。

これからゲームプログラマーを目指すのであれば、早めにプログラミング言語を取得し、作品をゲーム制作会社へ持ち込むようにしましょう。

プログラミングの勉強は参考書を使ってもいいのですが、できればオンラインレッスンを使いたいですね。独学で取得できるスピードが全く違います。

全くプログラムに触れたことがない人だと、そもそもの開発環境を設定するだけでもつまづいてしまったり、ある程度勉強できても、ほぼ間違いなく「ココが全く分からない…」という場所がでてきます。プログラミングは一度ハマると数時間、働きながらだと数日かけなければ解決できないこともありますので、年齢というタイムリミットがあることを考えるとおすすめできません。

オンラインレッスンなら分からない部分はすぐに現役プログラマーに聞くことができますし、体系化されたカリキュラムによって数ヶ月から半年ぐらいでアプリゲームの完成までたどり着けるので、何も分からない人ほどオンラインレッスンを受けるべきです。

ゲームプログラマーへの転職は年齢が若いほど有利ですから、できるだけムダを少なくしていきましょう。

関連記事:半年でゲームを作れる!現役エンジニアのオンライン家庭教師CodeCamp

まとめ

以上がゲームプログラマーの基本的な情報と未経験者がゲームプログラマーになるために必要なスキル・流れです。プログラムというとどうしても専門分野でハードルが高く感じますが、最近では勉強する環境が整っていますし、大変ではありますが働きながらでもオンライン学習できるようになっています。

手段が整っているのであれば、あとは本人の努力次第。

転職状況的に見ても、スマホゲームの盛り上がりによって未経験からゲーム業界へ参入する人が増えている現状がありますので、興味のある方は転職エージェントに相談してみましょう。

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